スチールギターの音色

スチールギターの音色について

スチールギターの音色はピックアップからの電気信号によって変わる。
音色はボディの作りによっても大きく影響する。

金属ボディと木製ボディでは、音が金属的になるか温もりのある音になるかの響き方に違いがあり、好みが分かれる。
ただし、ピックアップの音を拡大するほどにボディの差は縮まってくる。

ピックアップは磁石とコイルでできており、特性は磁力の強さとコイルの巻き方に依存している。
弦がどのくらい響き続けるかのサスティーンの特性によって音色が変わる面もある。
ボディが頑丈なほど弦は長く響き続ける。

鉄製弦は、その太さや巻き弦かどうかによって音色がおおきく違う。ロングネックかショートネックかによっても弦の張りの強さが違うことで音色は変わる。もちろん弦長と弦の張りの強さはプレイヤーにとって弾きやすさにも影響する。

このように音色を変える要因は多岐にわたるため、似たようなスチールギターであっても個々に独自の音を奏でるのだ。
どんな音色のスチールギターを選ぶのかは個人の好みだ。